沖縄や長野で休校延長 神奈川や福岡の学校で集団感染

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、沖縄県の9市町村が小中学校を臨時休校とし、長野県大町市の小中学校で夏休みが延長されることになった。一方、神奈川県厚木市の小学校と福岡県大牟田市の高校では児童や生徒の集団感染が確認された。新型コロナの学校現場への影響が収まらない状況が全国各地で続いている。

新型コロナウイルスの感染者が急増している沖縄県では、警戒レベルが第4段階の「感染蔓延(まんえん)期」に引き上げられ、那覇市、糸満市、豊見城市、南城市、浦添市、与那原町、南風原町、八重瀬町、宜野座村の9市町村で、23日まで小中学校を臨時休校とすることを決めた。那覇市、糸満市などの県立高校は23日まで1、2年生を休校とし、3年生は時差通学と短縮授業とする。3年生を休校としないのは、就職や進学を控えた大切な時期で、学びの保障に配慮するためで、万全な感染対策を講じて授業を行うという。

長野県大町市では新型コロナウイルスに市内の中学生が感染するなど、感染が拡大したことを懸念して、最短17日までだった市立小中学校9校の夏休みをいずれも23日までと延長した。市教委は「児童生徒の健康管理に注意し、安心して2学期を迎えてもらうため」としている。

一方、神奈川県厚木市の依知南小学校では16日までに児童11人と教員5人の新型コロナウイルス感染が確認され、市教委はクラスターが発生したとの認識を示した。同校では5日夜に男性教員の感染が分かったが、6日から夏休みに入っていた。感染が判明した16人は軽症もしくは無症状という。市教委は同校全児童のPCR検査を17日から順次行い、校舎全体の消毒も再度実施するとしている。同校は19日から新学期の予定だったが、27日以降まで夏休みを延長するという。

福岡県大牟田市の私立大牟田高校では16日までに、生徒27人と教員1人の新型コロナウイルス感染が確認された。全員が軽症もしくは無症状という。感染した生徒の大半は同じ運動部に所属しており、教員は部の顧問を務めていた。県教委はこの部活動を通じて感染が広がったとみている。同校は29日まで学校を閉鎖し、教育活動を取りやめるとしている。

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