「#先生死ぬかも」がトレンド入り たかまつさんが提案

学校の働き方改革の議論をどう盛り上げていくか――。お笑いジャーナリストとして、SNSなどを通じて社会問題を若い世代に発信しているたかまつななさんが8月14日、学校の働き方改革に取り組んでいる内田良名古屋大学准教授らが主催するオンラインイベントに登壇した。たかまつさんがツイッターで「#先生死ぬかも」のハッシュタグを付けて発信することを参加者に提案すると、イベント終了直後にツイッターのトレンドワードに入った。

当事者である教員が声を出す必要性を強調するたかまつさん(Zoomで取材)

全国各地の学校で主権者教育の出張授業を行うなど、以前から教育との接点を持っていたたかまつさんは、2018年4月にNHKに入社。報道番組のディレクターとして、中教審で当時議論されていた学校の働き方改革の問題を積極的に取材するようになった。そのきっかけは、たかまつさんが24歳のころ、中学時代の担任から「もう死にたい」と電話があったことだったという。

自身も企業を経営しているたかまつさんは「今までは学校でなぜ主権者教育をもっとやってくれないのかと思っていたが、もう先生には無理なのだと分かった。過労死ラインを超え、いつ死んでもおかしくない先生がたくさんいる状況を変えなければいけない。給特法で残業代が付かないので、人件費の意識がなくなり、どんどん残業や新しい仕事が増えていくサイクルに陥っている」と学校の現状を指摘した。

現在はNHKを退職し、YouTube上で独自の番組作りを始めたたかまつさんは、当時の学校の働き方改革を巡る報道を振り返り、「どうすれば解決できるかという報道はできていなかった。私は違う手段でやってみたい」と意気込んだ。

さらに、当事者である教員が声を出し、問題を認知してもらう必要があると強調。ツイッターに「#先生死ぬかも」とハッシュタグを付けて、学校の現状を発信してはどうかと参加者に呼び掛けたところ、早速イベント終了直後に「#先生死ぬかも」がツイッターのトレンドワードに上がった。

次のニュースを読む >

関連
関連記事