AIを活用した学習の強み 超教育協会がシンポ

超教育協会(会長・小宮山宏三菱総合研究所理事長)のオンラインシンポジウムが8月20日、開かれ、AIを使った学習教材を提供している「atama plus」(アタマプラス)代表取締役の稲田大輔氏が、AIを活用した学習の強みなどについて語った。

教育にAIを活用する強みを説明する稲田代表(左)

稲田氏は明治期と現在の教室の写真から、「子供たちが先生から授業を受ける教室の姿は全然変わっていない。日本は150年前と同じような教育をしている」と指摘。「従来型の授業は基礎学力をつけさせることに、ほぼ100%の力を使っている。その時間をAIの力でぐっと圧縮して、生きる力やコミュニケーション力、プレゼンテーション力などを身に付けられるようにしてほしい」と、IT社会に対応した教育の必要性を強調した。

AIを活用した学習の強みについては、「つまずきの根本を解消し、従来の何倍もの効率で力をつけられる『さかのぼり学習』がある」と説明。

分からない単元がある場合、原因は「それ以前の他の単元の理解不足」が大半だとし、AIでデータを解析すれば、学年や単元の壁を超えてさかのぼり、何をどんな順番で、どのくらいの量をやればよいか、生徒一人一人に教えられるとした。

その上で、AIが「ティーチング」、教師が「コーチング」と役割を分担することで、効果が高まると強調。「学習する姿勢や方法を手助けする教師の『コーチング』次第で、生徒の成長に大きな差が出てくる」と述べた。

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