教室の換気は「対角開け」で 理研がスパコンで計算

学校の教室で窓を開けて換気する場合、エアコンの冷気をなるべく逃さないようにするには、どうしたらいいのか――。学校現場が熱中症と新型コロナウイルス感染予防の両立に頭を悩ませる中、神戸市の理化学研究所(理研)などの研究チームが、計算速度世界一のスーパーコンピューター「富岳」を使ってシミュレーションを行い、結果を8月24日に公開した。教室の対角線上にある窓と扉の1カ所ずつを、それぞれ20センチほど開けることで十分な換気ができ、エアコンによる冷暖房の保温効率を考えると、推奨できるという。

理研計算科学研究センターのチームリーダーを務める神戸大の坪倉誠教授らが計算速度など4部門で世界一になった富岳で、教室やオフィス、病室、多目的ホールなどでの空気の流れを計算し、室内に浮遊する飛沫の動きを調べた。……

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