運動部の休日の活動をスポーツクラブへ移行 岐阜・羽島

休日の部活動を地域人材に任せ、教員の負担軽減を目指す環境整備が動き始める中、岐阜県羽島市の竹鼻中学校(増田恭司校長、生徒551人)が来年4月から、全運動部の休日の活動を地元スポーツクラブへ完全移行する。移行を決めたのは今年4月で、現在は環境整備を進めている。

同校が全12の運動部をクラブ化に踏み切ったのは、休日の部活動による教員の負担軽減に加え、部員の選択肢を増やし、休日の充実を推進する狙いがある。同校は「クラブ化によって、生徒は休日と平日に違う種目を選択することも可能で、例えば、平日は野球部、クラブではサッカーというように、選択肢を増やせる。もちろん教員の負担軽減にもなる」と説明する。

部員のクラブ参加は必須ではなく、興味や目的に応じて平日の部活動のみや両方、クラブのみ参加を選択できる。クラブに参加する場合は、部員がスポーツクラブに会員登録し、3カ月1000円の費用を自己負担する。

12種目の指導者を一斉に外部に任せることになるが、同校区内には地域スポーツクラブがあり、同クラブが全面的に協力することで、取り組みは大きく前進したという。加えて、同校ではすでに全運動部で社会人コーチが顧問と協力しながら指導に当たっており、クラブ化の土壌は整っていた。

休日部活動の同スポーツクラブへの本格移行に際しては、社会人コーチが同スポーツクラブにコーチ登録して指導を継続するため、顧問との連携面でも混乱は起こらないとみている。

また、同校では、休日の部活動で保護者が面倒を見ることもあったが、クラブ化によってそうした負担も軽減される。同校では「運動部の完全移行に続いて、今後は文化部のクラブ化も検討している」といい、教員の負担減と部員の可能性を高める施策として、休日部活動のクラブ化を推進していくとしている。

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