高校卒業予定者の求人数24.3ポイント減 コロナ影響

厚労省は9月7日、来年3月に高校を卒業する予定の生徒を対象とした、7月末時点での公共職業安定所(ハローワーク)の求人数が、前年同期比で24.3ポイント減少したと発表した。同省では、新型コロナウイルスが求人数の減少に影響したとみている。

高校新卒者の求人・求職状況の推移

それによると、高校卒業予定者の求人数は33万5757人(前年同期比24.3ポイント減)、求職者数は16万1666人(同8.0ポイント減)、求人倍率は2.08倍(同0.44ポイント減)となった。求人倍率は2011年度から上昇を続けていたが、ここへきて減少に転じた。

中学卒業予定者の求人数は680人(同37.3ポイント減)、求職者数は909人(同6.4ポイント増)、求人倍率は0.75倍(同0.52ポイント減)で、求人倍率は1倍を下回った。

高校卒業予定者の求人状況について、産業別に前年度同期からの増減率をみると、全体では24.3%の減少で、特に宿泊業、飲食サービス業(49.6%減)や生活関連サービス業、娯楽業(36.5%減)などで落ち込みが目立った。

厚労省の担当者は「求人数の減少は新型コロナウイルスの影響が大きいと考えられる。一方で、33万人を超える求人数は過去と比べて必ずしも低いとは言えない。高校生はあまり悲観せずに就職活動に臨んでほしい」と話している。

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