修学旅行のキャンセル料負担 大阪府が補正予算案に計上

大阪府の吉村洋文知事は9月9日の定例記者会見で、休校分の振り替え授業を実施するための非常勤講師の配置拡充や、修学旅行のキャンセル料支援を行うと発表した。今年度補正予算案に盛り込む方針。キャンセル料は府立学校については全額、私立学校については一定額を府が負担する。

大阪府による修学旅行のキャンセル料の支援

新型コロナウイルス感染症対策を中心とした大阪府の今年度補正予算案は、総額2823億円を計上。そのうち教育関連では、土曜日などの振り替え授業に対応するため、小、中、高、特別支援学校の非常勤講師の配置に約5億8000万円を充て、約60日間の授業時間分を確保する。

また、補充学習を行う学習支援員や、消毒作業など教員の負担軽減のためのスクールサポートスタッフも追加配置。子供のストレスにきめ細かく対応するため、スクールカウンセラーの活動時間を拡充し、相談体制を強化する。

実施が不透明な状況にある修学旅行については、学校単位で中止となった場合や、感染や濃厚接触などにより参加できなくなった児童生徒のキャンセル料の支援として、約4億円を確保する。キャンセル料は府立学校の場合は全額、私立の小、中、高、高等専修学校の場合は一定額を府で負担する。

記者会見で吉村知事は「(修学旅行を)最後の最後までどうするか悩んでいる学校も多いと思う。感染状況がどうなるか分からないというのもあり、それぞれの学校の判断もあると思うが、できるだけ修学旅行に行って、一生の思い出をつくってもらいたい」と述べ、「保護者にキャンセル料が発生したときに(府で)負担をする。コロナ禍で非常に厳しい状況になっている皆さんの支援をしていきたい」と説明した。

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