【大学入試】オンライン面接の受験機会に配慮を 文科省

来年の大学入試で、新型コロナウイルスの感染対策としてオンライン面接などを導入する大学の中に、「通信環境の不具合が生じた場合には面接を打ち切る」などとしているところがあるため、文科省は9月9日、そうした場合でも個別に配慮して受験の機会を確保するよう、各大学に通知した。

同省は「一部の高校関係者から懸念する声が寄せられた」として、通信環境の不具合で試験が継続できない場合や、受験者が通信環境を整えられない場合でも、個別に連絡を取って代替措置を講じるなどの配慮を求めた。

代替措置の例としては▽(不具合の場合は)当日の時間繰り下げや、予備日を設けて選考を行う▽(通信環境を整えられない場合は)大学でのオンライン受験も可能とする▽大学にサポートデスクなどの連絡窓口を設け、不測の事態に個別対応できるようにする――といった例を挙げた。

同省は来年度「大学入学者選抜実施要項」などで、総合型・学校推薦型選抜について、ICTの活用による個別面接やプレゼンテーションを取り入れる工夫を求めており、それを受けて実際にオンライン面接を予定している大学も少なくない。

しかし一部の大学は募集要項で、受験者の責任においてネットカフェなどではない、第三者の立ち入らない個室や、良好で安定したネットワーク接続環境を確保することを求め、不具合が生じた時は面接を打ち切る場合があるとしている。

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