1月から文化祭や修学旅行が実施可能に 都が指針改訂

新型コロナウイルスへの対応を巡り、都教委は9月14日、感染対策などをまとめた「学校運営ガイドライン」を改訂し、都立学校などに通知した。年内は中止・延期としていた文化祭や体育祭、修学旅行などについて、来年1月からは実施可能とし、実施に当たって必要な対策などを追加した。

具体的な対策として、児童生徒が学年などを超えて一堂に集まる活動では▽3密や大声を徹底的に避けた計画とし、30分に1回を目安に定期的に休憩を挟み、会場内を換気する▽体育館などの施設内では、児童生徒同士の距離として1~2メートルの間隔を確保し、2方向の窓やドアを開けて換気を行う▽講演会など、演台を使用する場合はアクリル板を設置し、舞台上で歌唱や演奏を行う場合は、登壇者同士を前後2メートル以上、左右1メートル以上離し、舞台から観客席までの距離を5メートル程度確保する――などを定めた。

宿泊を伴う行事では、感染状況により児童生徒の安全が十分確保できない場合は、キャンセル料が発生する前に延期または中止を判断することとし、海外への旅行は今年度は中止とする。

さらに、計画に当たっては▽旅行中に児童生徒が感染した場合の発症者の隔離や看護、保護者への引き渡し方法▽交通機関の換気や宿泊先、訪問先の感染症対策▽宿泊先の人数に配慮した部屋割りや入浴施設の利用▽食堂の交代制による利用や1人ずつのセットメニューでの提供――などを確認。保護者や児童生徒に、行事における感染症対策や緊急時の連絡体制などを丁寧に説明した上で、実施開始日の1カ月前までに参加承諾書を得るよう求めた。

ガイドラインではこの他に、実習を伴う授業の実施例や、寮・寄宿舎における感染症対策、感染予防のために登校できない児童生徒への、オンライン授業による個別対応などに関する記載を充実させた。

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