オンラインは「生徒の個性を引き出しやすい」 小宮山氏

「学校と職場が変わる、『オンライン行動学』のコレカラ」をテーマにオンラインセミナー(リクルートマーケティングパートナーズ主催)が9月29日、開催された。スタディサプリ教育AI研究所の小宮山利恵子氏が登壇し、「来年度を分岐点に学校現場のデジタル化が一気に進む」と語った。

学校現場でオンライン授業を有効に活用する勘所を説明する小宮山氏

小宮山氏は、GIGAスクール構想などにより、「変わらないと言われていた教育界が大きく変わる」と説明。この変化を学校現場にプラスに転換するためには、「学校全体での変化が必要。オンライン授業をうまく生かしている学校は、例外なく首長、教育委員、教育長らがしっかりとビジョンを示している」と述べた。

また、現場におけるマインドセットの改善が必要であり、「この時代でもいまだに、テクノロジーアレルギーの人が少なくない。授業のオンライン化を生かすには、これを払拭(ふっしょく)することがとても重要。さらにオンライン教育では、『教える』から『伴走者になる』役割の変化が求められる」と強調した。

また教師と生徒の関係においても、授業のオンライン化にはプラス要因が多いとし、「モニター越しになるが、多くの生徒と1対1で向き合える。オンライン授業では指導よりも、課題に取り組んでいる個々の生徒を観察し、モチベーションや集中度をチェックするのが主な役割になる。生徒もチャットで気軽に相談できるので、生徒に寄り添い、それぞれの個性を引き出しやすくもなる」と勘所を示した。

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