受験期の中高生の7~8割が運動不足 大規模調査で判明

受験期の中学3年生と高校3年生の7~8割が、受験前に比べ運動不足に陥っていることが、明治大学サービス創新研究所が10月13日に公開した調査結果で分かった。

運動不足になっている受験生の割合(明治大学サービス創新研究所提供)

同調査は都内の中学校45校(公立25校、私立20校)、高校36校(公立8校、私立28校)の計81校の受験生1万8733人を対象に、2018年6月と11月に行われた。

身体活動量については受験期前(6月)と受験期(11月)で、中学3年生男子が540分から270分、中学3年生女子が420分から251分、高校3年生男子が300分から210分、高校3年生女子が228分から200分へと変化。部活動の引退などもあり、減少量は特に中学3年生で顕著で、男子は半分にまで減っていた。

「運動不足」と感じている割合は、中学3年生男子で39%から70%、中学3年生女子で49%から73%、高校3年生男子で61%から80%、高校3年生女子で73%から83%。多くが受験期に運動不足を実感していた。

同研究所の内藤隆客員研究員は「受験期とはいえ、成長期にある受験生が運動不足に陥るのは大きな問題で、心身の健康に悪影響を及ぼすことが懸念される。コロナ禍で運動機会が減っている上、これから受験が近づくと、さらに運動不足は加速する。運動することで脳が活性化され、体調がよくなる効果などもあるので、受験勉強にもプラスになる」と受験生に運動を推奨した。

同調査は、経験的に語られる受験生の運動不足について、受験が本格化する前後で、身体活動量がどのくらい変化するかの調査データがないことから、実態解明を目的に行われた。

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