全国のこども食堂の約半数 9月時点で再開めど立たず

全国のこども食堂を支援する「全国こども食堂支援センター・むすびえ」は10月26日、9月の時点で再開の予定が立っていないこども食堂が半数に上り、6月時点より大幅に増加したとの調査結果を公表した。

一堂に会してのこども食堂の再開時期

一堂に会してのこども食堂の再開時期について「すでに再開している」と回答したのは82カ所で、全体の24.0%。6月時点と比べると42カ所増え、ほぼ倍増した。10月から再開予定の21カ所を加えると、3割ほどが従来通りの再開に漕ぎつけている。一方で「まだ予定は立っていない」と回答したのは164カ所(48.0%)で、6月の92カ所から大幅に増加した。

こども食堂での困りごとについて複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「感染防止の対応が難しい」で172件あった。また「会場が使用できない」(75件)、「周囲(地域)の理解を得るのが難しい」(56件)など、新型コロナウイルスに関連した課題も挙げられていた。

調査結果を受けて、むすびえの湯浅誠理事長はコメントを発表し、「ヒト(ボランティア)・モノ(場所)・カネ(資金)という、活動の基本3要素全てにわたる困り感を抱えているこども食堂が増えた。活動のベースが揺らいできている印象を受ける。がんばって活動を続けてきたが、そろそろ厳しい、というため息が聞こえてくる」と警鐘を鳴らし、支援を呼び掛けた。

同調査は9月20~28日に実施し、39都道府県342カ所のこども食堂から回答を得た。緊急事態宣言が出ていた4月、宣言解除直後の6月に続き、3回目の調査となる。


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