少人数学級と教員増 財政審と文科省が真正面から論戦

来年度予算の概算要求に盛り込まれた少人数学級と教員増を巡り、文科省は10月27日、財務相の諮問機関である財政制度等審議会(財政審)が「平成以降、児童生徒数ほど教職員定数は減少しておらず、実質20万人増加している」と否定的な見方を示した資料に対し、「増えたのは特別支援が必要な児童生徒数の増加によるもので、通常学級の教職員定数は微増にとどまる」などと真正面から反論する見解をホームページ上で公開した。萩生田光一文科相は同日の閣議後会見で、「今回、少人数学級にかじを切る前提は、ウィズコロナ、アフターコロナの新しい学校のスタイルから始まっている。(財務当局に)負けないために私は文科大臣になったつもりでいるので、しっかり戦ってまいりたい」と述べ、財政当局と粘り強く折衝を続ける考えを強調した。

財政審の資料は公立小中学校の教職員定数をテーマとしており、10月26日に開かれた財政制度分科会歳出改革部会に提示された。……

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