校則見直しは必要か 熊本市、教員や生徒にアンケート

熊本市教委はこのほど、市内の学校や教職員、児童生徒を対象にした「校則・生徒指導のあり方の見直しに係るアンケート」の調査結果をまとめた。それによると、自分の学校の校則を見直す必要があると感じているのは、小学生で30.3%、中学生で34.7%、高校生で46.2%、教職員で29.6%に上ることが分かった。日焼け止めやシャープペンシルの禁止、ソックスやヘアゴムの細かい規定などについて不要だとする意見があった。

調査結果によると、市内137校(小学校92校、中学校43校、高校2校)のうち、定期的に校則の見直しをしていたのは▽小学校 86校▽中学校 40校▽高校 2校――で、どの学校種でも大多数を占めた。

見直しの過程について聞いたところ、教職員のみで作成・検討・決定していたのが115校で、全体の8割を超えた。一方で、▽児童生徒の意見を聞く 6校▽児童生徒が提案する 3校▽保護者の意見を聞く 2校▽児童生徒・保護者が検討に加わる 2校――と、子供や保護者の意向を踏まえる学校は少数だった。

直近3年間に見直した校則については、「服装」「校内生活」「校外生活」に関するものが多かった。具体的には「冬の体育時の服装について、防寒対策のため見直した」「登下校中の名札着用について、不審者からの声掛け事案を予防するため、学校保管に変更した」などが挙げられた。

さらに市内の教職員や児童生徒に、学校の校則を児童生徒が作ったり、考えたりする場が必要か尋ねたところ、「必要」と回答したのは、小学生で79.8%、中学生で86.4%、高校生で89.4%、教職員で89.8%に上った。

「必要ない」と回答した教職員の意見(自由記述)では、「わがままな意見が出て、収拾がつかなくなる」「教師が正しい目をもって決まりを見直し、生徒には決まりを守る大切さを身に付けさせたい」などがあった。

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