土日の時間外労働分の削除指示 滋賀県日野町教委が謝罪

滋賀県日野町教委はこのほど、町立小中学校の教員の時間外労働に関し、土日などのデータを削除するよう、学校に指示していたとして謝罪した。教員の働き方改革に実効性を持たせる目的で昨年改正された給特法によって、文科省は教育委員会に対し、今年度から公立学校の教員の時間外労働について、土日も含めて「在校等時間」として客観的に把握するよう指針で求めており、同町教委は不適切な取り扱いだったとして謝罪した。

同町教委によると、今年6月30日に、町立小中学校に勤務する教員の勤務時間を出退勤システムで処理する際、時間外労働のデータを抽出して、学校側で土日などの分のデータを削除して報告するよう、担当者が各学校の管理職に指示。少なくとも7~9月の土日などの時間外労働が削除された。

昨年度から同町では、町立小中学校の教員の在校等時間の把握を行っていたが、土日の時間外労働は除いていた。改正給特法の施行によって、今年度から土日も含めた時間外労働時間の把握を行うように県教委からの通知があったものの、把握方法の変更を認識しないまま、同じ扱いを継続してしまったという。

同町教委では、今後は県の指示に基づき教員の時間外労働の正確な把握に努めるとし、担当者の処分については「まだ決まっていない」としている。

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