休日に夫が家事・育児するほど 第2子以降の出生割合高く

厚労省は11月25日、毎年同じ集団を追跡し、その変化をみる「21世紀成年者縦断調査」の2019年(第8回)の結果を公表した。子供が1人以上いる夫婦では、夫の休日の家事や育児の時間が長いほど、第2子以降の生まれる割合が高くなる傾向が示された。

夫が休日に家事・育児をする時間と第2子以降の出生状況

調査結果によると、12年調査(第1回)で独身だった人のうち、この7年間で結婚した割合は男性で29.8%、女性で45.2%だった。第1回調査の際に、子供を持ちたいと考えていた人は、持てなくても構わない、子供は欲しくないと考えている人よりも、この7年間で結婚した割合が高かった。

また、第1回調査の時点では独身で、第8回調査では既婚だった人のうち、子供がいる割合は男女とも6割を超え、第1回調査で希望する子供の数が多い人ほど高い傾向になっていた。

さらに、子供が1人以上いる夫婦では、夫が休日に家事や育児をしていない場合、第2子以降の生まれる割合は50.0%なのに対し、家事や育児に夫が時間を割いていると、第2子以降が生まれる割合は7割を超えた。

少子化対策などの基礎資料として活用することを目的に実施されている同調査は、12年に20代だった男女とその配偶者に対して、結婚や就業、子育てなどの状況を継続的に聞き取っており、11月に実施した第8回調査では、第1回から協力が得られた6189人を対象に分析した。調査対象者の年齢は27~36歳になっている。


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