学校に通いながら家族の介護などをしなければならない18歳未満を「ヤングケアラー」と呼びます。埼玉県は11月25日、同県内の高校2年生を対象に初めて実施した、ヤングケアラーの実態調査の結果を公表しました。
ケアの理由が「障害や病気などではなく、幼い(未就学・小学生)からのみ」という場合は除いて、「現在もヤングケアラーである」「過去にヤングケアラーであった」と答えた生徒は1969人。回答者全体の4.1%(うち女子生徒は58.9%)で、1クラスに1人以上いるという結果でした。
また、ケアによる生活への影響としては、孤独やストレスを感じていたり、学習時間が確保できなかったりといった声がありました。
ヤングケアラーに関しては、厚労省も調査研究の検討委員会を立ち上げるなど、実態解明と支援策の具体化に向けた動きが本格化しています。
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