小学校同士をオンラインでつなぐ 外国語活動の交流授業

テレビ会議システムを活用して、市内の小学校同士がつながり、外国語活動の交流を行うオンライン授業の取り組みが、埼玉県戸田市立戸田東小学校(小髙美惠子校長、児童1060人)と同市立笹目東小学校(武藤昌博校長、児童711人)で、12月1日から始まった。児童らは、英語でお互いの学校を紹介し合ったり、双方のALTが出身地のクリスマスの祝い方を教えたりした。

笹目東小の児童と英語で交流する戸田東小の児童

3年生の「外国語活動」の一環で企画されたクラス同士の交流授業では、最初にお互いの学校の自慢を動画で紹介。笹目東小が、学校にある果樹園で育てたフルーツを食べられ、給食がおいしいことを伝えると、負けじと戸田東小は間もなく完成する新校舎を紹介。お互いに「いいなぁ」「ずるい」などと言い合いながら、緊張がほぐれたところで、今度はALTが登場し、ハワイやフィリピンなど、出身地でクリスマスをどう祝うかを英語で説明。日本とは違う独特の文化に両校の児童は興味をかき立てられていた。

最後に1曲ずつ英語の歌を披露して、この日の交流授業は終了。両校では今月下旬にもう一度「外国語活動」での交流授業を予定しており、そこでは児童が考えたクイズを出し合う活動を行うという。

児童らは「ハワイのクリスマスを知ることができて面白かった。英語での交流をまたやってみたい」「初めて会う人ばかりで緊張したけど、歌を歌ったりして最後には緊張が和らいだ」などと感想を話していた。

授業を行った戸田東小の山本聡美教諭は「最初は子供たちも、他校の児童との交流を怖がっていたが、クイズを考えたり、教師同士が実際に画面上で交流する様子を見せたりするうちに、楽しむようになってきた」と、子供たちの変化を実感していた。

小髙校長は「本校では新型コロナウイルスの感染防止で密集を避けるため、普段の授業でもオンラインで6年生が1年生に教えるなど、日常的に活用している。今回の学校同士の交流授業もその延長で、教員の発案から始まった。さまざまなALTとも関われるので、多様性を知るきっかけにもなる」と話す。

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