男子バスケ部員など46人感染 千葉県船橋市の高校で

千葉県船橋市は12月10日、市立船橋高校で生徒40人、教員6人の計46人にのぼる、新型コロナウイルスのクラスターが発生したと発表した。生徒40人のうち36人は同校の男子バスケットボール部員だった。感染者は全員が軽症か無症状で、重症者は出ていない。同校は9日から当面の間、臨時休校となった。

同市によれば、今月5日に20代の男性教員1人の感染が判明。検査を進めたところ、男子バスケットボール部を中心とした感染経路が疑われ、10日までに計46人の陽性者が確認された。同部の部員は39人おり、大半が陽性となったが、寮はなく全員が自宅から通学していたという。

また感染者46人中、4割弱に当たる17人は無症状だった。

同市は保健所を中心に感染経路の調査を行っており、市の担当者は「全員が軽症か無症状のため受診や相談が遅れ、感染が広がった可能性がある」とした。また部活動の練習中などにマスクを外す場面があったとされる。

同校はスポーツの強豪校として知られ、男子バスケットボール部は今月下旬の全国高等学校バスケットボール選手権に出場を予定していたが、現時点では出場の可否を検討中だという。

文科省の集計によれば、6月1日から11月25日までの間に同省に報告されたクラスターの事例61件のうち、36件が高校で発生しており、学校数に占める発生割合も0.75%と、小学校(0.06%)・中学校(0.11%)に比べて高くなっている。

そのため文科省の衛生管理マニュアルでは、「学校内でも、教員の直接的な監督下にはない行動や、自主的な活動が増えることから、感染対策について生徒自ら留意するよう、指導することが必要」としている。

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