子供と保護者で認識に差 コロナのストレスを調査

兵庫県教委は12月17日、県内の小学生から高校生を対象に実施した、コロナ禍による心のケアに関する第2回調査の結果を公表した。ストレスを抱えている児童生徒の割合は、7月に実施した第1回調査と比べて大きな変化は見られなかった。今回新たに実施した保護者からの回答と子供の回答の比較では、ストレスを感じる頻度について、認識の差が生じていた。

ストレスに関する子供と保護者の認識の差

「むしゃくしゃしたり、いらいらしたり、かっとしたりする」の質問に対して、「ない」と回答した子供は▽小学校低学年 53.4%(前回調査比1.8ポイント増)▽小学校高学年 48.6%(同2.1ポイント増)▽中学校 48.8%(同1.9ポイント増)▽高校 53.2%(同1.9ポイント増)――で、おおむね2ポイント程度の改善にとどまった。

一方で「非常にある(ほぼ毎日)」「かなりある(3~5日)」と回答した子供の割合は▽小学校低学年 21.6%▽小学校高学年 20.6%▽中学校 15.9%――なのに対し、保護者の割合は▽小学校低学年 10.6%▽小学校高学年 12.0%▽中学校 10.0%――で、子供と保護者の間に認識の差があることが分かった。

また、「困ったことがあったとき、人に助けを求める」という質問で「あてはまらない」と回答した子供の割合は▽小学校低学年 9.7%▽小学校高学年 8.6%▽中学校 6.6%――であるのに対して、保護者の回答では▽小学校低学年 1.2%▽小学校高学年 1.8%▽中学校 2.6%――で、こちらも差があった。

第2回調査は、第1回調査で対象とした小学校48校、中学校48校、高校60校の児童生徒3万9865人に実施。また新たに特別支援学校10校の小学部~高等部の児童生徒679人と、その一部の保護者220人にも調査を行った。また、対象となった小学校の低学年と高学年から1クラスずつ、中学校から1クラスを抽出する形で、保護者4373人にも調査した。第3回調査は来年1月下旬に予定されている。

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