滋賀、兵庫バリアフリー化進む 文科省、国公立校を調査

文科省は12月28日までに、国公立の小中学校や特別支援学校を対象に実施した「学校施設におけるバリアフリー化の状況調査」の最終結果を公表した。今月10日に発表した速報値を精査したほか、公立特別支援学校や国立小中学校などの状況を新たに追加した。また都道府県別の状況を公表し、滋賀県や兵庫県などで公立小中学校のバリアフリー化が進んでいる実態が明らかになった。

公立特別支援学校(1053校)のうち、校舎に車いす使用者用トイレを設置していたのは95.8%、スロープによる段差解消は門から建物の前までが94.3%、昇降口・玄関から教室までが89.6%。エレベーター設置率は85.8%。

国立小中学校(146校)のうち、校舎に車いす使用者用トイレを設置していたのは74.7%、スロープによる段差解消は門から建物の前までが91.8%、昇降口・玄関から教室までが62.3%。エレベーター設置率は47.3%。

国立特別支援学校(45校)のうち、校舎に車いす使用者用トイレを設置していたのは84.4%、スロープによる段差解消は門から建物の前までが100.0%、昇降口・玄関から教室までが73.3%。エレベーター設置率は53.3%だった。

また公立小中学校の状況を都道府県別にみると、車いす使用者用トイレの設置率が高かったのは▽大阪府 96.4%▽兵庫県 87.1%▽滋賀県 86.7%。低かったのは▽鹿児島県 31.6%▽福島県 33.4%▽静岡県 39.7%。

門から建物の前まで、スロープで段差解消している学校が多かったのは、▽滋賀県 99.1%▽広島県 97.1%▽兵庫県 96.1%。少なかったのは▽宮崎県 50.0%▽福島県 53.7%▽鹿児島県 54.1%。

昇降口・玄関からアリーナまでスロープで段差解消している学校が多かったのは▽滋賀県 96.5%▽兵庫県 87.2%▽石川県 82.5%――、少なかったのは▽長崎県 24.3%▽静岡県 27.5%▽福島県 28.7%。

エレベーター設置率が高かったのは▽滋賀県 68.4%▽兵庫県 53.9%▽大阪府 50.5%。低かったのは▽愛媛県 9.8%▽山口県 11.6%▽長崎県 11.8%――だった。

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