オードリー・タンさん、日本の教師に声援 「完璧でなくていい」

台湾でデジタル担当相として、行政や政治のデジタル化を担うオードリー・タン(唐鳳)さん。インタビュー前編では、未来の教育について「世代を超えてともに取り組む、という考え方に基づくものになる」と指摘した。後編では、そうした時代に求められる教師の資質や、日本の教師へのメッセージを聞いた。




キーワードは「自律」「相互作用」「共通善」

教育の姿が変わっていく中で、教師はどのような存在になっていくのだろうか。オードリーさんは、台湾の新しいカリキュラムが重視している「自律」「相互作用」「共通善」の3つのキーワードを挙げる。

「これは生涯を通じた学びにも当てはまるもので、子供たちだけでなく、教師にも必要なもの。学びの輪の中にいる者にとって、この3つの原則はとても大切です」

オードリーさんがまず挙げた「自律」とは、「課題をとらえる際に、標準的な答えを暗記するのではなく、その課題に自分ならどうアプローチするか、という自分なりの提案を考えること」。……

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