児童生徒の感染6159人、教職員830人 昨年6~12月

学校の本格再開後の昨年6月から12月までに新型コロナウイルスに感染した児童生徒は6159人、教職員は830人となったことが1月5日、文科省の公表した調査結果で明らかになった。感染経路は、「家庭内感染」が小学生で75%、中学生で60%に上ったが、高校生では「感染経路不明」が32%と最多で「家庭内感染」を上回った。また、教職員は「感染経路不明」が56%と最も多かった。

新型コロナウイルスの感染状況

集計期間は昨年6月1日から12月31日まで。同一の学校で5人以上の感染者が確認された事例は126件(小学校23件、中学校21件、高校78件、特別支援学校4件)に上り、国内の新規感染者数の急激な増加に伴い、この1カ月余りで2倍以上に増えた。10人以上の感染者が確認された事例も高校が最も多く、小学校で8件、中学校で7件に対し、26件に上った。

児童生徒の感染者のうち症状があったのは2947人と全体の48%で、重症者はいなかった。また、教職員の感染者で症状があったのは630人と全体の76%に上り、重症者が2人いた。

文科省は部活動に所属する生徒同士の食事なども含めて、部活動の感染症対策の徹底を呼び掛けたが、特に高校については「感染経路不明」に加えて「学校内感染」も目立ち、部活動を通した感染の事例も報告されていることから、地域の感染状況や活動内容に応じて感染リスクの高い活動などを一時的に制限することも含めて検討を求めるなど、警戒の強化を呼び掛けている。

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