社会との協働、コロナ禍で学ぶ さいたま市の細田教育長

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、二度目の緊急事態宣言が発令された。学校現場は前回の一斉休校から何を学び、今後にどう生かしていくべきか。一斉休校中にデジタルコンテンツをそろえ、子供たちの学びの保障に取り組んださいたま市教委の細田眞由美教育長は、コロナ禍で気付かされたことは多いと話す。オンライン授業など学びの保障や、これからの学校行事の在り方についての考えを聞いた(1月3日付「ポストコロナ時代の教育 有識者・読者に聞く展望と課題」のインタビューに加筆・再構成しています)。




「力を貸してください」と言うことの大切さ

――昨年春の一斉休校を経て、気付いたこと、実感したことはありますか。

一斉休校中、本市では教員6000人の力を借りて、短い時間で800を超える授業動画を作って提供しました。「子供たちの学びをとにかく止めない」という気持ちで、最初は教委の指導主事らが中心となって始めたものですが、休校が長引くにつれて指導主事だけでは「学びを止めない」方策には足りないことが分かり、市内の教員の英知を結集して取り組みました。

今思えば本当に必死でした。……

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