教育格差の原因、2位に学校の指導力 18歳意識調査

日本財団(笹川陽平会長)はこのほど、33回目となる「18歳意識調査」の結果を発表した。17~19歳のうち、教育格差を感じると答えた人は半数を占めた。教育格差の原因では、「家庭の経済力」に次いで「学校の指導力」が多く挙がった。

教育格差を感じる割合と主な要因(日本財団提供)

調査結果によると「集中して勉強できる環境が家庭にない」「経済的な理由で塾や習い事に行けなかった」など、他人と比べて自分自身の学習環境の差を感じると答えた人は43.4%。

コロナ禍で学習環境の差が広がったと感じた人は52.9%で、特に学習環境の差を感じたことがある層では、68.0%がコロナ禍で差が広がったと感じていた。

教育格差については、「感じる」と答えた人は48.9%、「感じない」は51.1%で、二分された結果となった。学習環境の差を感じたことがある層に限ってみると、71.4%の人が教育格差を感じると答えていた。

具体的な原因を聞いたところ、最も多かったのは「家庭の経済力」で25.3%、次いで「学校の指導力」が14.9%、「本人の努力」が12.1%と続いた。

今後、教育格差が広がると思うかを聞いたところ、51.2%が「思う」と回答。54.6%の人が教育格差を是正する必要があると答え、その具体策について複数回答で聞いたところ、「高等教育の無償化」や「無償の学習支援拠点の整備強化」「オンライン教育の強化」などが多く挙がった。

同調査は昨年12月1~4日に、17~19歳の男女500人ずつを対象に、インターネットで行った。

次のニュースを読む >

関連