GIGA端末持ち帰り時のトラブル防止へ協力依頼 文科相

来年度からGIGAスクール構想による1人1台端末の本格的な活用が始まることを背景に、萩生田光一文科相は1月15日、端末に搭載されるOS(オペレーティング・システム)を提供する3事業者(グーグル、日本マイクロソフト、アップルジャパン)の責任者とオンラインで面会し、端末を自宅に持ち帰ることを前提とした安全・安心な運用や、学校現場向け研修のさらなる充実に向けた協力を求めた。

グーグル、日本マイクロソフト、アップルジャパンの責任者に協力を求める萩生田文科相

萩生田文科相は①学校内の使用だけでなく自宅への端末の持ち帰りを前提とし、フィルタリングなど有害情報から児童生徒を保護する方法、悪質なソフトからOSを保護する方法、端末の紛失や盗難に備える方法について、考え方や情報を整理して学校や教委に分かりやすく説明すること②導入だけでなく安全・安心な利活用にまで踏み込んだ研修を学校現場向けに行うとともに、優良事例を共有すること――の2点を要望した。

面会後に記者会見した文科省の今井裕一・初中局情報教育・外国語教育課長によれば、ある社から「安全・安心な使い方の周知については、3社がバラバラに対応するより、一体感を持って進めていくべきではないか。文科省が取りまとめることはできないか」という提案があり、文科省も「前向きに考えたい」と応じたという。

今井課長はまた「GIGAスクール端末は持ち帰りが十分できる機能を備えており、以前のコンピュータールームを前提とした使い方から、家庭での使用など一歩踏み込んだ使い方ができるようになる。現場で使いながら慣れていかなければならない部分も多いが、(安全・安心な運用に向けて)踏むべき手順はしっかり踏んでいただく必要がある」と、OS事業者に対して学校への情報提供を求める理由を説明した。

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