共通テストの予想平均点 昨年のセンターとほぼ横ばい

1月16日と17日に実施された2021年度大学入学共通テストの予想平均点を同17日、ベネッセコーポレーションと駿河台学園が公表した。文系5教科8科目の平均点は551点、理系5教科7科目の平均点は557点で、20年度の大学入試センター発表の平均点(最終集計値)より文系5教科8科目で3点高く、理系5教科7科目で2点低い、前年度とほぼ横ばいの結果となった。

英語(リスニング)の試験開始を待つ受験生たち。間隔を空けるため、使わない席には赤い×印が付けられていた(16日の東京大学、代表撮影)

また、同センターの17日午後9時時点の発表によると、不正行為は4件発生し、うち1件はマスクを正しく着用せず、試験監督からの指示に従わなかったためのものだった。さらに雪害のため、北海道稚内市の稚内北星学園大学試験場で16日の全教科が中止となるなど、再試験の対象者は両日併せて114人に上った。

各科目の予想平均点は次の通り。かっこ内は同センターが公表した20年度センター試験の平均点を四捨五入して整数にした数値。

▽国語 113点(119点)▽世界史B 61点(63点)▽日本史B 60点(65点)▽地理B 60点(66点)▽現代社会 56点(57点)▽倫理 69点(65点)▽政治・経済 49点(54点)▽倫理、政治・経済 66点(67点)▽数学Ⅰ・数学A 54点(52点)▽数学Ⅱ・数学B 58点(49点)▽物理基礎 34点(33点)▽化学基礎 28点(28点)▽生物基礎 30点(32点)▽地学基礎 32点(27点)▽物理 55点(61点)▽化学 51点(55点)▽生物 66点(58点)▽地学 44点(40点)▽英語・リーディング 55点※100点満点(116点※200点満点)▽英語・リスニング 54点※100点満点(29点※50点満点)――。

予想平均点はデータネット実行委員会が実施した問題分析と、駿台予備学校在籍生の一部のデータを加味して算出した。

同センターの発表によると、不正行為は両日併せて4件発生し、マスクを正しく着用してなかったもののほか、定規やカンニングペーパーの使用、試験終了後のマークシートの記入が報告された。

また再試験受験対象者に関して、雪害のため16日の試験が全教科中止となった北海道稚内市の稚内北星学園大学試験場の73人に加え、17日は静岡大学情報学部試験場の数学Ⅰの受験者11人、岐阜協立大学試験場の数学Ⅱの受験者30人が、正規の試験時間を確保されなかったため対象となった。

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