文科副大臣に丹羽氏 深夜の会食で田野瀬氏を更迭

加藤勝信官房長官は2月1日午後の記者会見で、田野瀬太道・文科副大臣(教育、スポーツ担当)を更迭し、後任に丹羽秀樹・元文科副大臣(衆院議員)を充てる人事を持ち回り閣議で決定したことを明らかにした。これに先立ち、田野瀬氏は同日午後、首相官邸で菅義偉首相に会い、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言で午後8時以降の外出自粛が求められる中、深夜まで飲食店に出入りしていたことを認め、菅首相は「あってはならないこと」として文科副大臣の罷免を通知した。

加藤官房長官によると、田野瀬氏は「1月18日夜、自民党の松本純・元国家公安委員長らとの会食に同席していた。非常に軽率な行為であり、深く反省している。また、松本氏の説明の関係で、なかなか申し出をすることができなかった」と説明した。これに対して、菅首相は「今回の対応はあってはならないことだ。副大臣の職を免じる」と述べ、罷免を伝えた。

松本氏は、先に「デイリー新潮」で、1月18日の夜、都内のイタリア料理店と銀座のクラブに出入りしていたと報じられ、先週、自民党国会対策委員長代理の役職を辞任した。松本氏は当初、これらの店には1人で出入りしていたと説明していたが、その後、田野瀬氏と自民党の大塚高司・国会対策副委員長が同席していたことが分かった。松本氏、田野瀬氏、大塚氏は、二階俊博・自民党幹事長から離党勧告を受け、2月1日午後、自民党に離党届を提出した。

後任の文科副大臣となる丹羽氏は、安倍晋三政権下の2017年8月から18年10月にかけて文科副大臣を務めたほか、衆院厚労委員長などを歴任。現在は自民党の国会対策副委員長、衆院文科委員会委員。中学校教員の免許も取得している。

【文科副大臣】

丹羽秀樹(にわ・ひでき) 玉川大卒。元文科副大臣、党国対副委員長。48歳。愛知6区。衆院当選5回(自民党)

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