共通テスト第2日程平均点 第1日程大きく下回る科目も

大学入試センターは2月3日、大学入学共通テスト第2日程(1月30、31日実施)の平均点の中間集計を公表した。第1日程と比べて平均点が30点余り低い科目もあったが、同センターは「受験者の質が異なる可能性があり、単純に比較することは難しい」などと説明し、第1日程との得点調整は行わない。追試験が認められたのは1人で、教育的配慮から理由は公表できないとしている。

同センターは第2日程の受験者のうち、2月2日夕方までに集計を終えた530人分について、平均点をまとめて公表した。まだ数倍の受験者がいるので、今後も変動の可能性があると説明している。受験者数が10人未満の科目については、個人の点数がほかの情報から推測される可能性があるとして公表していない。

各教科の平均点は次の通り。

▽国語 103.28点(200点満点)▽世界史A 非公表▽世界史B 50.25点▽日本史A 非公表▽日本史B 56.83点▽地理A 非公表▽地理B 59.87点▽現代社会 58.35点▽倫理 66.20点▽政治・経済 52.89点▽倫理、政治・経済 58.11点▽数学Ⅰ 24.45点▽数学Ⅰ・数学A 35.05点▽数学Ⅱ 21.82点▽数学Ⅱ・数学B 32.29▽簿記・会計 受験者なし▽情報関係基礎 非公表▽物理基礎 22.47(50点満点)▽化学基礎 22.21点(50点満点)▽生物基礎 21.10点(50点満点)▽地学基礎 30.11点(50点満点)▽物理 49.89点▽化学 36.43点▽生物 45.64点▽地学 非公表▽英語(リーディング) 51.40点▽英語(リスニング) 51.32点▽ドイツ語 非公表▽フランス語 非公表▽中国語 非公表▽韓国語 受験者なし

第1日程と比べると多くの科目で平均点は下回り、特に数学Ⅱ・数学Bは30.56点、数学Ⅰ・数学Aは24.15点、第1日程の平均点より低かった。

これについて同センターは「今回の受験者は、今年3月に卒業見込みのうち、学業の遅れのため第2日程の受験が適当と認められた受験生が多数おり、受験者の層が異なると推測され、比較は難しい。センターとしては、同じチームがバランスを取って試験問題を作成したので、難易度は同等と考えている」と説明し、第1日程との間の得点調整は行わない。また、第2日程の科目間の得点調整も受験者数が1万人未満のため行わない見通し。

平均点の最終集計結果は、第1日程と共に2月18日に公表される予定。

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