GIGA端末持ち帰り 「3月末までにチェックリスト示す」

GIGAスクール構想で整備する1人1台端末について、萩生田光一文科相は2月16日の閣議後会見で「(児童生徒の家庭などへの)持ち帰りを前提に有効活用してもらいたい」とした上で、持ち帰る際のルールづくりについて「一律に国が指針を示すつもりはないが、自治体の不安に応えていかなくてはならない。(持ち帰り時の留意点を)全てチェックできるような形を、3月末までに用意したい」との意向を示した。

GIGAスクール端末の持ち帰りについて説明する萩生田文科相

萩生田文科相は「いつでも自分自身の学び直しができるのがICT機器の良さ。学校に大事に置いておくのではなく、持ち帰りを前提に有効利用してもらいたいという気持ちはある。ただ、家でも自由に使ってよいということが本当に子供たちのためになるのか、ということも含め、設置者でこれからルール化していくのだと思う」と述べた。

一方で、「タブレットの面白さはインターネットにつないだり、時にゲームができたりすること。授業に使うだけではなかなか、子供たちは魅力を感じないとも思う。勉強に関係ないことには一切使ってはいけない、とするのが本当にプラスかマイナスか、ということも考えなければならない」と指摘。

「しかし『こんなものを学校で渡すから、うちの子は帰ってからずっとゲームをやっているじゃないですか』というのも望ましくない。その辺を含めて、だんだん(ルール作りが)練れていくのではないか。最初は慎重な対応でスタートするということでもよいと思う。他方、よいプラクティスについては横展開をしていく」と話した。

文科省は端末の持ち帰りについて、保護者の理解や通信費負担などに配慮した上で、各教委が判断することとしている。先月には萩生田文科相がOS(オペレーティング・システム)事業者と面会し、有害情報から児童生徒を保護する方法、悪質なソフトからOSを保護する方法、端末の紛失や盗難に備える方法などについて、学校や教委に分かりやすく説明することを求めた。

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