リモートワーカーが協力 インドネシアと日本の交流授業

インドネシアと日本の子供たちがオンラインでつながる授業が2月16日、宮城県富谷市立あけの平小学校(小澤ちはる校長、児童数497人)で行われた。授業にはインドネシアにいながらリモートワークをする「ニット」の田崎起子(たつこ)さんをはじめ、同社の社員が協力。子供たちは、インドネシアと日本の関係や、さまざまな民族、宗教の人が共に暮らす文化について教わった。

学校で行われているオンライン授業について紹介するインドネシアの子供

6年生の社会科の一環として行われたこの授業では、インドネシアにいる田崎さんが現地の子供たちを集め、Zoomで東京の同社のオフィスとあけの平小の6年生の各クラスをつないだ。

最初に日本の児童らはインドネシアの位置や国旗などをクイズ形式で確認し、田崎さんからインドネシアの気候や日本とのかかわりの深さなどを教わった。現地の孤児院でボランティア活動をしている田崎さんは、インドネシアにはさまざまな民族が暮らしており、宗教も多様であることを説明。「みんな、宗教が違っても仲が良くて、助け合って暮らしている」とインドネシアの魅力を紹介した。

後半では、この授業のために集まったインドネシアの6~16歳の子供たちが、インドネシアの学校でのオンライン授業や、イスラム教の礼拝について紹介。日本の子供たちからは「礼拝のために朝早くに起きるのは大変ではないか」「日本のアニメではどんなものを知っているか」などの質問が出た。

授業後、田崎さんは「ムスリムの子たちは普段、多くの人の前であまり顔を出すことがないので、緊張したようだ。日本の子供たちには、世界中のさまざまな民族や宗教の人を身近に感じてほしい。これをきっかけに、子供同士でもっといろいろな交流がしたいという気持ちになってくれたら」と期待を寄せた。

ニットでは現在、33カ国にリモートワークで働く社員がおり、GIGAスクール構想の実現を見据え、各国で働く社員が国際交流の授業をコーディネートする取り組みを広げていきたいとしている。

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