「社会教育士」の魅力PRへ 文科省HPに特設サイト

人口減少が進む中、地域づくりなどの中核を担う人材として今年度から誕生した「社会教育士」の魅力を伝える特設サイトが2月19日、文科省のHPに開設された。社会教育士は、教育の専門的職員である社会教育主事になるための講習を修了した人などに与えられる称号。萩生田光一文科相は19日の閣議後会見で、「学校やNPO、企業など多様な場で社会教育士が活用されるよう、その魅力を広く伝えていきたい」と述べた。

文科省HPに開設された「社会教育士」PRの特設サイト

社会教育士は、2018年2月に公布された「社会教育主事講習等規定の一部を改正する省令」(昨年4月施行)によって、今年度から制度化された称号。従来は社会教育主事になるための講習や養成課程を修了して資格を有しても、広く認知されなかった。しかし、人口減少による地域のつながりの希薄化などの問題が進む中、講習などで身に付けたコーディネート能力やプレゼンテーション能力を、地域や学校、企業において、福祉や防災といった幅広い分野での人づくりなどに生かして活躍してもらおうと、新たに設けられた。

社会教育士になるためには、文科相の委嘱を受けた教育機関での講習や大学の養成課程を修了することが必要で、文科省によると今年度は全国6機関で約400人が講習を受講するなど、現在、全国で約500人の社会教育士がいるとみられるという。

文科省が新たに開設した特設サイトでは、社会教育士がどんな能力を有し、地域が抱える課題の解決に向けてどんな活動をしているかを説明するとともに、実際に福祉や防災、観光面で地域づくりに取り組んでいる3人の事例を動画で紹介している。また、今後、社会教育士を目指す人のために、取得に向けて必要なステップなどについてもイラスト付きで説明している。

萩生田文科相は19日の閣議後会見で、「社会教育士は地域づくりや人づくりでの活躍が期待される。今後、教育委員会のみならず、学校やNPO、企業など多様な場で活用されるよう、その魅力を広く伝えていきたい」と述べた。

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