子供のネット利用95.8%に 中学生の半数超が3時間以上

満10歳~満17歳の子供のインターネット利用率が年々増加し、2020年度には95.8%(前年度93.2%)となったことが、内閣府が2月26日に公表した「令和2年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」で明らかになった。校種別にみると小学生で90.5%、中学生で97.4%、高校生で98.9%。利用者の平日1日当たりの平均利用時間も年々長くなっており、20年度は約205分と、前年度より約23分増加した。インターネットを利用する小学生の33.6%、中学生の52.0%、高校生の69.5%が、平日に平均3時間以上利用すると回答した。

利用者の平均利用時間は年々長くなっている(出所:内閣府「令和2年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」)

インターネットの利用内容は、小学生では「ゲーム(82.5%)」「動画視聴(78.3%)」が上位。中学生では「動画視聴(86.2%)」「ゲーム(79.0%)」と並び「コミュニケーション(77.2%)」が多かった。高校生では「コミュニケーション(93.4%)」が最も多く、「動画視聴(92.1%)」「音楽視聴(85.9%)」と続いた。「勉強・学習・知育アプリやサービス」を利用しているのは、高校生で65.3%、小中学生では4~5割だった。

利用内容の特徴としては、全年齢を通じて「動画視聴」の割合が高く、「コミュニケーション」と「音楽視聴」は12歳以降、年齢が上がるにつれて顕著に増加していた。一方、「ゲーム」は14歳以降、大きな伸びは見られなかった。

インターネットを利用する端末は「スマートフォン」(67.1%)が最も多く、高校生では94.2%に上った。子供専用の端末を使っている割合は、11歳(37.0%)から12歳(61.5%)にかけて急増し、親やきょうだいと共用している割合を逆転した。特にスマートフォンは学校種が上がるにつれて子供専用の割合が高くなり、高校生では99.1%が子供専用と回答した。

この調査では同時に、0歳~満9歳の子供と同居する保護者に対しても子供の利用状況を尋ねており、6~9歳の小学生のインターネット利用率は82.4%、通園中の0~6歳でも57.8%だった。6~9歳の小学生の利用内容は「動画視聴(87.7%)」、次いで「ゲーム(79.4%)」となっており、利用時間は平均112.8分、21.4%が3時間以上だった。

同調査は昨年11月5日から12月13日にかけて行われ、満10歳~満17歳の青少年3605人とその保護者3633人、0歳~満9歳の子供と同居する保護者2247人が回答した。

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