2年ぶりの第10回科学の甲子園 京都府立洛北高が優勝

各都道府県から選ばれた高校が科学の知識や技能をフル活用して競い合う、第10回科学の甲子園全国大会(科学技術振興機構主催)が3月19~21日に茨城県つくば市で開かれ、京都府代表の府立洛北高校が優勝した。前回大会は新型コロナウイルスの感染拡大により中止となったが、今年は感染防止対策を徹底した上で、無観客で実施。代表校の生徒が「シャトルウィンドカー」などのユニークな課題に挑戦した。

優勝した京都府代表の府立洛北高校チーム(科学技術振興機構提供)

2年ぶりに開催された今大会は、606校から7168人のエントリーがあり、各都道府県の代表校は1、2年生による6~8人のチームで1日目の筆記競技、2日目の実技競技に臨んだ。

3種類ある実技競技のうち、事前公開協議となった「シャトルウィンドカー」では、送風機構を備えた車を制作し、最初は荷物なしで1往復、次は開催地である茨城県にちなみ、名物の納豆に見立てた荷物を載せて1往復させ、トータル時間と運んだ荷物の重量に基づく得点の合計を競った。

本来は2回レースを行う予定だったが、午後6時9分ごろに宮城県沖で発生した東日本大震災の余震の影響で競技が一時中断となり、第2レースがそのまま中止となるハプニングもあった。

これらの総合成績により、優勝は京都府代表の府立洛北高校、第2位は千葉県代表の渋谷教育学園幕張高校、第3位は静岡県代表の県立浜松北高校となった。

第11回は、来年3月下旬に、つくば市を会場に開催される予定。


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