ナイジェリア人ALTが企画 世界とつながるオンライン授業

日本の歌が大好きなフィリピン在住のナイジェリア人アーティストとオンラインで交流する――。そんなユニークな授業が3月23日、埼玉県戸田市立笹目小学校(大沼公子校長、児童294人)で行われた。授業は、ALTとして同校で英語を教えるナイジェリア人のアボヨワ・マグベイさんが企画。世界とつながり、外国語を学ぶ大切さを知ってもらおうと奔走した。

オンライン授業の司会をするアボヨワさん(手前)

来日して2年目で、今年度から初めてALTとして同校に着任したアボヨワさんは、コロナ禍で楽しみが少なくなってしまった子供たちに何かできないかと、小学5、6年生の外国語の時間に、母国の小学校とオンラインで交流する授業を提案した。自らナイジェリアの小学校にメールを送るなどし、日本の子供たちがナイジェリアの子供たちに、日本のことを英語で紹介する授業が実現した。

この日行われた授業はその第2弾で、フィリピンに住むナイジェリア人のモゼス・アコーさんと全学年の各教室を結び、モゼスさんが日本の歌を披露したり、モゼスさんのギター演奏に合わせて、子供たちが英語で歌ったり踊ったりした。

フィリピンにいるナイジェリア人のモゼスさんの演奏に合わせ、体を動かす子供たち

「オンラインを使うことで、いろいろなことができる。モゼスさんは日本に来たことはないが、日本の歌がとても上手だ。日本の子供たちが、そんな彼にインスパイアされて、外国語を学ぶ意欲を高めてもらえたら」とアボヨワさん。「今度は3年生の単元で、知り合いのタンザニア在住の日本人とつないでみたい」と、早くも次の授業の構想を描いていた。

大沼校長は「アボヨワさんはコロナで休校していたときから、子供たちに何かできないかと、いろいろなアイデアを提案してくれた。そのアクティブさが本当にありがたかった。彼のおかげで子供たちも英語で話すことを楽しんでいる」と、アボヨワさんの活躍を後押しする。

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