発達障害傾向のある児童の保護者 9割が進級に心配や悩み

発達障害傾向のある小学生の保護者166人を対象としたアンケート結果がこのほど発表され、このうち89.9%の保護者が進級について心配や悩みがあると回答した。また、今年4月の進級で最も不安なことについて尋ねたところ、「新しい担任との相性」が42.3%を占め最多だった。

今年4月の進級で最も不安なこと(パステル総研提供)

同アンケートは発達障害などについてのリサーチ機関パステル総研が、2月25日~3月7日にオンラインで実施。

結果によると、児童の学校生活の課題は「登校渋りしている」(23.7%)、「学習についていけない」(22.4%)、「集団行動ができない」(18.4%)などが多かった。また友達関係の課題についても、「友達がいない」「友達トラブルが多い」「友達関係の不安」を合わせると、22.8%に上った。

自由記述では、「先生の能力スキル不足、人数不足」「助けてほしくても固まる、コミュニケーションに課題」「ノートをとるのに時間がかかる、板書の不安」などの課題が挙げられた。

今年4月の進級に関して最も不安なことについては、「新しい担任との相性」(42.3%)が最多だった。次いで、「子供の不安感が強くなること」(14.9%)、「学習が難しくなること」(13.1%)。その他にも、クラス替えに関して「仲のいい子と一緒になれるか」(4.8%)、「相性の悪い子と離れられるか」(3%)などといった回答もあった。

進級に向けて家庭で準備していることについては、「肯定的な関わりをする」(35.9%)、「担任について配慮をお願いした」(20.7%)、「学習のつまずきをフォローする」(15.8%)などの意見が多かった。


関連