発達障害の二次的な障害を防ぐ 特総研が教員向けに資料

発達障害のある子供が、周囲の誤った働き掛けによって適切な支援や指導が受けられず、情緒不安定や不登校などの二次的な障害が引き起こされる場合があるとして、国立特別支援教育総合研究所はこのほど、全ての教員向けに、二次的な障害を防ぐための解説資料を作成した。

教員向けに作成された発達障害の二次的な障害を防ぐための資料(国立特別支援教育総合研究所提供)

通級による指導などで、発達障害のある子供たちが抱えている困難さを適切に把握し、自己理解や信頼感を育むポイントをまとめている。

資料の中では、言動によって友人や教員など周囲から誤解を受けたり、トラブルを引き起こしてしまったりすることがある発達障害のある子供に対し、小中高などで、教員がどのように子供を理解し、指導していけばいいかをイラストなどで説明。

また、発達障害のある子供にとって有効な指導の場とされている通級による指導では、▽学びへのアクセス▽自己理解▽信頼感――の3つの視点から、どんな支援をしていけばいいのかや、学級担任との連携の重要性について示している。

同資料は、同研究所のホームページで公開されているほか、市町村教育委員会などに配布される予定。

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