更新し忘れで7人が免許失効など 教員4人が失職、神戸

神戸市教委は4月12日、市立小中学校の教員ら7人の教員免許が、更新手続きがなされずに失効などの状態にあったと発表した。免許を失効した教諭は4月から勤務校で学級担任になる予定だったが、失職したことに伴い、各校では臨時講師を充てて対応している。

同市教委によると、3月27日に中学校教諭の免許が失効していることが発覚し、4月7日になって、小学校教諭が免許の失効を自主申告してきた。

これを受けて市教委が一斉点検を実施したところ、さらに小学校の教諭3人、中学校長1人、市教委の指導主事1人が免許を失効していると判明。教員免許がなくても在職できる校長と指導主事を除いて、教諭のうち4人は免許を失効した日にさかのぼって失職、1人は失効する直前に自主退職した。

同市教委によると、更新手続きを忘れて免許を失効した教諭が失職したのは初めて。これまで、教員免許状の有効期限などは各学校が台帳で管理していたが、最新の状態に更新されていなかったり、台帳の見方が分かっていなかったりしたケースもみられたことから、今後は市教委で全教員の免許更新時期をリストにして、更新時期が近付くと学校への通知を通じて更新を促す仕組みを導入。学校と市教委で各教員の免許更新に関する情報を共有できるようにするという。

こうした「うっかり失効」が相次いでいる教員免許更新制を巡っては、その効果を疑問視する声や、教員の人材確保に支障を来しているといった指摘も出ている。中教審では現在、教員免許更新制の抜本的な見直しに向けた議論に着手している。

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