子供の変異株感染多く対策強化 大阪府が部活動を休止に

1日当たりの新型コロナウイルスの新規感染者数が1000人を超えるなど、感染拡大が止まらない大阪府は、4月14日夜に開いた第45回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議で、特に変異株の子供への感染が多いことから、休校にはしないものの、部活動の休止など、学校での感染防止対策を強化する方針を決めた。

対策本部会議に先立って行われた記者会見で、吉村洋文知事は「感染の分布を見ても若い世代での感染の広がりというのが、特に変異株で顕著に見受けられる。10代以下の感染は、第3波では10%くらいだったが、変異株だけで見ると約20%だ。重症化までしている例はいまだないが、10代でも感染が広がることになると、学校における感染対策を強化する必要があると思っている」と説明。

「もし子供同士で広がるということになれば、子供たちが仮に無症状や軽症であったとしても、家に持ち帰ると同居している家族に急速に広がることも予測しなければならない」と、子供を介した感染拡大を防ぐ目的もあると強調した。

対策本部会議で示された方針によると、「まん延防止等重点措置」の期間である5月5日まで、学校の部活動は公式大会に出場予定がある場合などを除いて原則休止とし、修学旅行や府県間の移動を伴う教育活動は中止または延期とする。

一方で、授業については分散登校や短縮授業などは行わず、音楽での合唱や家庭科の調理実習など、長時間密集したり、近距離で対面形式となったりする感染リスクが高い活動は実施しない。また、感染拡大によって不安を感じ、登校しない児童生徒には、オンラインなどによる学習支援を行う。

府教委では府立学校に向けて方針を通知し、合わせて市町村立学校や私立学校についても、同様の対応を要請する。


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