給食完食は約7割 埼玉県ときがわ町などが調査

埼玉県ときがわ町学校給食センターと城西大学薬学部医療栄養学科はこのほど、町内の小中学生596人(児童387人、生徒209人)を対象に実施した、学校給食アンケート調査の結果を発表した。給食を完食しているのは小学生で67.2%、中学生で72.7%だった。給食を残したり、減らしたりする理由については「嫌いな食べ物があるから」が最も多く、嫌いな食べ物では小学生、中学生ともに「魚」がトップだった。

小学生に給食をどのように食べているか尋ねたところ、「全部食べ、おかわりをする」(32.3%)、「よそわれたものは全部食べている」(34.9%)と、完食している児童は67.2%を占めた。「はじめに減らすものの全部食べている」は19.6%、「はじめに減らしても残してしまう」は7.8%だった。

同じく中学生では、「全部食べ、おかわりをする」(29.2%)、「よそわれたものは全部食べている」(43.5%)と、完食している生徒は72.7%に上った。「はじめに減らすものの全部食べている」は17.7%、「はじめに減らしても残してしまう」は1.9%にとどまった。

全体を通して給食を残したり、減らしたりする理由で最も多かったのは「嫌いな食べ物があるから」(196人)で、次いで「時間がないから」(83人)、「おなかがいっぱいだから」(79人)と続いた。「太りたくないから」といった理由も15人いた。

給食に出るもので嫌いな食べ物を尋ねたところ、小学生のトップは「魚」(52人)だった。次いで、「きのこ」(32人)、「牛乳」(30人)、「ゴーヤ」(23人)、「ピーマン」(21人)。

同じく中学生でも「魚」(23人)が最多だった。次いで「きのこ」(20人)、「牛乳(フルーツ牛乳含む)」(17人)、「納豆」(17人)、「トマト」(10人)。

調査結果を解析した城西大学薬学部医療栄養学科は、給食の残食に「好き嫌い」が大きく関与していると指摘。嫌いな食べ物として多く挙がった、魚やきのこ、牛乳の好き嫌いをなくす工夫が重要だとした。具体的には▽これらの食材に特化した食育▽魚釣りやきのこ狩りなどの体験学習▽なぜ嫌いなのか追加調査した上で、細かく刻むなど調理法の工夫――などを提案した。

同調査は昨年11月、町内の小学校3校と中学校2校の児童生徒から回答を集め、集計、解析した。


ニュースをもっと読む >