「通信制高校に通ってよかった」78% 卒業者にアンケート

通信制高校の卒業者150人を対象にしたアンケート結果が4月16日、発表され、回答者のうち78%が通信制高校に通ってよかったと回答した。学習を自分のペースで進められる点や、全日制と比べ登校回数が少なく、ストレスなく通学できる点を評価する声が多かった。アンケートは、全国の通信制高校の情報を発信するサイト「通信制高校広場」を運営するAgooraが実施した。

アンケート結果によると、通信制高校を選んだ理由(複数回答)でトップだったのは、「全日制より登校日数が少ないから」と、「いじめや人間関係の悩みがあったから」で、それぞれ36%に上った。次いで「不登校から入学できたから」(24%)、「勉強の他にやりたいことがあったから」(17%)、「授業についていけなかったから」(11%)――など。

卒業後の進路を尋ねたところ、▽大学・短大に進学 28%▽就職 23%▽専門学校に進学 19%。進学や就職はしなかったとの回答も29%あったものの一部、自営業やフリーランスが含まれるという。

通信制高校に通ってよかったと回答した78%にその理由を自由記述で尋ねたところ、「効率よく単位を取得して卒業できた」「校風が自分に合っていたし、気の合う先生と出会えた」「人数が少なくて、一人一人に細かい対応をしてくれてよかった。登校は教室っぽくない場所で楽だったし、毎日行かなくても良かった。つらければ別室もあって、普通の学校にはない行事も多くて楽しく通えた」など、学習や学校生活を自分のペースで進められる点を評価する声が多かった。

一方、通信制高校に通ったことを否定的に感じている回答者の理由では、「クラブ活動が充実してなかった」「友達と会う機会が少ない」などが挙がり、クラスメートとのコミュニケーション不足を指摘する意見があった。

同アンケートは4月8日と9日、通信制高校を卒業した20歳以上45歳以下の男女150人(男性58人、女性 92人)を対象に、ウェブで実施した。

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