変異株の子供への影響などをインタビュー 文科省が動画公開

新型コロナウイルスの変異株に関し、子供たちへの影響など、学校関係者や保護者の不安が高まっているのを受け、文科省は5月4日までに、学校の感染症対策などについて、国際医療福祉大学医学部(公衆衛生)の和田耕治教授にインタビューした動画を、同省のYouTubeチャンネルで公開した。

公開された動画「子供たちの感染状況と学校の感染対策」は、約6分。変異株の子供への影響や感染症対策について、和田教授が質問に答える形で注意点などを解説している。

子供のコロナ感染症対策について語る和田教授(文科省のYouTubeより)

はじめに和田教授は、子供への感染は増えてきているものの、現段階では15歳未満の変異株の感染が、従来のものより広がりやすいということは明らかではなく、重症化からも守られているようだと説明。

学校での注意点については、生活地域で感染が拡大しているかどうかをまず確認し、感染リスクが高まる密になる行事や、歌を歌うなどの活動を当面は減らすことが必要だと呼び掛けている。

日々の学校の教育活動では、特に児童生徒の症状を確認することが大切で、喉の痛みや発熱、咳、下痢などの体調不良が、軽微でもあれば、必ず休んでほしいとしている。また、休んだ人に対して差別的なことがないよう、気を付けてほしいと強調している。

一斉休校については、緊急事態宣言が出ている地域でも必要という考えには、専門家の間でも至っていないとし、まず大人が感染対策として接触機会を減らすことが、何より重要だと指摘している。

家庭での感染症対策については、毎日お互いに声を掛け合って体調を確認し、熱や咳などの症状があれば距離を空けることが家庭でも重要で、特に高齢者と同居している場合は、接点を持たないように注意してほしいと呼び掛けている。

最後に和田教授は「まず大人がしっかり感染対策をして、子供たちの学びの機会を守ってあげることが必要。引き続き子供たちへの影響を監視し、悪い影響があればすぐに伝えて迅速に対策を取りたい」と締めくくっている。

動画「子供たちの感染状況と学校の感染対策」は、こちら


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