全高校生と教職員約4万人に無料でPCR検査 山口県

山口県は5月11日、県内の全ての高校生と教職員約4万人を対象に、無料でPCR検査を受けられる制度を設けると発表した。5月中旬に一斉検査を実施し、それ以降も校外行事や大会に出場する場合など、必要に応じて検査できる体制を整える。同県によると、全高校を対象とした、無料で検査できる制度は全国初。

対象は、私立を含めた県内の全高校や特別支援学校など計86校の生徒と教職員。5月中旬から6月上旬を目途に実施する一斉検査では、本人や保護者の同意を得た上で、希望者が検査を受ける。県の委託業者から学校に唾液採取用のPCR検査キットが届くという。結果は県と学校に通知され、陽性者が出た場合は双方が連携して対応に当たる。

また一斉検査以降も、必要に応じて検査を受けることが可能。例えば、県外で開催される学校行事に参加する生徒や、県外出身の寮生が帰省後に県内に戻ってくる場合などを想定しているという。県内の校外行事や大会などに参加する生徒に対しても、事前に検査を受けられる仕組みを構築する。

さらに、今月下旬には、各学校の管理職や養護教諭、保健主任らを対象にした臨時研修会をオンラインで開催する方針。変異株などの最新の情報を交えて、学校現場での感染拡大防止対策を専門家がレクチャーする。

村岡嗣政知事は11日の会見で、「高校生には今しか学べない大切なこと、今しかできない経験がある。それをしっかりと続けられるよう、再び学びが止められることがないように、私たちがしっかり守っていかなければならない」と述べた。


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