中学生が祖父母のワクチン予約支援 愛知県常滑市が呼び掛け

おじいちゃん、おばあちゃんのワクチン接種を助けよう――。愛知県常滑市はこのほど、高齢者の新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったのを受け、同市内の全中学生に向けて、ネット予約が困難な祖父母をサポートするよう呼び掛けた。各学校では、予約方法について詳しく説明したプリントを配布した。

中学生に配布されたプリント

同市では80歳以上の高齢者に向けて、ワクチン接種の予約券を送付。予約はネットの他に電話でも受け付けているが、想定以上に需要が高く、つながりづらい状態が続いているという。ネット予約に戸惑う高齢者を対象に、市職員が公民館などで予約支援を始めたが、さらなるサポートの充実に向けて、中学生への呼び掛けに踏み切ったという。

生徒に配布したプリントでは、「皆さんの『ネット活用能力』と『思いやりのある言動』で、おじいちゃんとおばあちゃんに明るい未来と希望をプレゼントしてあげてください」「今こそ、孫の行動力を見せるとき!」などとメッセージを送った。

プリントを受け取った生徒らは「自分のスマホを使って、申し込んでみる」「近所の高齢者もお手伝いしたい」「市外に住んでいる祖父母にも、サポートできることがあるか聞いてみる」など、前向きな反応を示したという。

同市教委の担当者は「中学生と祖父母のコミュニケ―ションの活性化にもつながれば」と期待を寄せる。


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