歯磨き時の子供のけが 5年間で120件、消費者庁が注意喚起

消費者庁は6月2日、6歳以下の子供が歯磨き中に歯ブラシをくわえたまま転倒し、喉を突くなどの事故が、2016~20年度の5年間で120件報告されていると発表し、保護者に向けて注意喚起した。こうした事故は特に1~3歳で多いとし、座らせて歯磨きをさせることや、喉突き防止対策がしてある子供用歯ブラシを使用することを呼び掛けている。

同庁と国民生活センターの「医療機関ネットワーク事業」に参画する、全国の医療機関から寄せられた報告を集計した。

歯磨き時のけがの件数(年齢別)

年齢別にみると▽0歳 1件▽1歳 48件▽2歳 32件▽3歳 23件▽4歳 9件▽5歳 7件▽6歳 0件――で、3歳以下が大半を占めている。けがの原因で最も多いのは転倒の72件で、全体の6割に上った。

また、このうち通院を必要とする事例は49件、入院を必要とする事例は27件あった。

同庁では、特に事故が多い1~3歳ごろの子供が自分で歯磨きをするときの注意点として▽保護者がそばで見守り、床に座らせる▽転倒する恐れのある不安定な場所は避ける▽子供の周囲に、転倒の原因になりやすい物は置かないようにする▽子供用歯ブラシは喉突き防止対策がしてあるものを選び、保護者が仕上げをする歯ブラシとは使い分ける▽仕上げ用歯ブラシは子供に持たせず、手の届かない場所に置く――などを挙げている。

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