読解力研究で知られる新井紀子教授 東京都教育委員に任命

教育新聞のインタビューに応じる新井教授(2020年2月撮影)

東京都教委は6月2日、新たな教育委員として、新井紀子国立情報学研究所教授兼社会共有知研究センター長を任命することに、都議会が同意したと発表した。新井教授は2019年にビジネス書大賞を受賞した『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)の著者として知られ、子供たちの読解力を測定する「リーディングスキルテスト」の開発などに取り組んでいる。

都教委によると、新井教授は2月に委員を辞職した宮崎緑千葉商科大学教授の後任で、任期は6月15日から23年9月30日まで。都教委の担当者は人選の理由を「これからの情報社会に必要な子供の知力・学力に関して、専門である人工知能やビッグデータといった情報学の観点から、ご発言いただきたい」と話す。

新井教授は1997年に東京工業大学大学院情報理工学研究科で博士号(理学)を取得。2001年に国立情報学研究所情報学基礎研究系助教授に着任し、06年に国立情報学研究所情報社会相関研究系教授に。08年からは同研究所社会共有知研究センター長を兼任している。また、17年にはリーディングスキルテストの開発を行う「教育のための科学研究所」を設立し、代表理事・所長を務めている。


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