時代や常識踏まえ絶えず見直しを 文科省が校則で通知

学校の校則を巡る報道を受けて、文科省はこのほど、都道府県教委などに対し、校則の見直しに関する通知を出した。保護者や生徒と話し合うなどして、校則の見直しを行っている事例を紹介し、校則が時代の進展や社会の常識などを踏まえたものになっているか、絶えず見直すよう求めている。

通知で紹介されている校則の見直し事例

通知では、校則は「学校が教育目的を達成するために必要かつ合理的な範囲内において定められるもの」という「生徒指導提要」の定義を踏まえ、校則に基づいた指導を行う場合は、個々の児童生徒に応じて適切に行い、児童生徒が校則を自分のものとして捉え、自主的に守るようにすることが重要だとした。

その上で、校則の内容の見直しは最終的には校長の権限であるとしつつ、学校を取り巻く社会環境や児童生徒の状況は変化することから、児童生徒の実情、保護者の考え方、地域の状況、社会の常識、時代の進展などを踏まえた内容になっているか、絶えず積極的に見直さなければならないと明記した。

また、校則の指導の効果を高めるためには、児童生徒や保護者とその内容や必要性について共通理解を持つことが大切と強調。校則の見直しについて児童生徒で話し合う機会を設けたり、PTAにアンケートをしたりするなどして、児童生徒や保護者が何らかの形で見直しのプロセスに関わっている学校や、学校のホームページに校則を公開することで、見直しを促している教育委員会などの事例を載せた。

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