共通テストの実施要項公表 9月27日から出願開始

2022年の大学入学共通テストについて、大学入試センターは6月11日、詳しい要件を定めた実施要項などを公表した。本試験は来年1月15、16日、追試験は2週間後の同29日、30日の日程で行われる。今春、特例的に行った「第2日程」は設定されない。出願期間は9月27日から10月7日まで。

共通テスト実施要項によると、試験は初日に「地理歴史・公民」「国語」「外国語」、2日目に「理科」「数学」が行われる(別表参照)。本試験の試験場は原則として都道府県単位で試験地区が設けられ、この地区内にある各大学がそれぞれの地区内の入学志願者を収容できるよう設定する。追試験の会場については、文科省が出願の始まる9月までに方針を決めることにしている。

具体的な手続きをまとめた受験案内は、試験を利用する大学や大学入試センターが指定する発送代行業者を通じて9月1日から配布する。平均点の中間発表は1月19日、得点調整の有無の発表は同21日、平均点の最終発表は2月7日の予定。検定料は3教科以上受験の場合は1万8000円、2教科以下は1万2000円。

得点調整は、地理歴史、公民、理科の同一教科内の科目間で、原則として、平均点に20点以上の差があり、試験問題の難易差に基づくものと認められる場合に実施する。ただし、受験者数が1万人未満の科目は対象としない。

一方、文科省は、すでに試験場の感染症対策をまとめた試験実施のガイドラインを公表し、この中で▽試験日の2週間程度前から発熱やせきなどの症状がある受験生は、あらかじめ医療機関での受診を行う▽大学入試センターや各大学は、新型コロナウイルス感染症に罹患(りかん)していないことの証明や、新型コロナウイルスに対するワクチンの接種を、受験要件にしないこと--を求めている。


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