教科書のQRコード 家庭学習で最も利用しているのは小1

小学校から高校までの教科書を発行する光村図書出版は6月30日、公立小中学校の子どもがいる保護者を対象に実施した、家庭学習におけるデジタル端末の活用状況に関する調査結果を公表した。新しい教科書で用いられることが増えた、QRコードを読み取って活用するコンテンツについて、保護者の認知度は4人に1人程度と低かった。QRコードのコンテンツを家庭学習で最も活用しているのは、小学1年生だった。

教科書のQRコードコンテンツの学年別活用状況(光村図書出版提供)

調査結果によると、子どもが家庭学習でパソコンやタブレット、スマートフォンなどのデジタル端末を使ったことがあると回答したのは64.4%に上り、その頻度では「週に数回」が38.8%、「毎日」が28.3%の順に多かった。

また、教科別に複数回答で尋ねると、「算数・数学」が最も高く73.3%、次いで「国語」が62.1%、「英語」が43.8%となるなど、主要教科での活用が目立った。デジタル端末をどのような場面で使ったかを複数回答で尋ねると、「通信教育に使った」が最も高く37.9%、次いで「学習アプリの問題を解いた」が32.0%だった。

新しい教科書では、紙面にQRコードが記載されるようになったことを「知っている」と答えた保護者は26.6%にとどまった。子どもがQRコードのコンテンツを家庭学習に活用したことがあるかでは▽ある 16.0%▽ない 66.2%▽分からない 17.8%――だった。学年別で見ると、小学1年生は26.8%で最も高かった。

教科書のQRコードコンテンツについてどう思うかを複数回答で尋ねたところ、「学習内容への興味が高まる」が52.8%、次いで「学習理解が深まる」が31.0%だったのに対し、「なくてもいいと思う」という回答も29.2%あった。

同調査は5月30日~6月1日に、公立小中学校に通う児童生徒の保護者500人(小1~小5は各学年56人、小6~中3は各学年55人ずつ)にインターネットで実施した。

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