菅首相が通学路の総点検を指示 児童5人死傷事故受け

千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故を受け、政府は6月30日、交通安全対策に関する関係閣僚会議を開いた。菅義偉首相は、これまでの交通安全に関する緊急対策の検証や、通学路の総点検を速やかに実行するよう、萩生田光一文科相をはじめとする関係閣僚に指示した。

交通安全対策に関する関係閣僚会議で発言する菅首相(首相官邸HPより)

関係閣僚会議で首相は、事故の原因はトラックのドライバーによる飲酒運転である可能性が高いことについて、「飲酒運転は言うまでもなく、重大事故に直結する極めて悪質で危険な行為であり、根絶に向けた徹底を行う」と強調。これまでに関係各省会議で取りまとめてきた子どもや高齢運転者の交通安全の緊急対策について、早急に検証を行い、通学路の総点検や緊急対策の拡充・強化に着手するなどし、子どもの安全確保に万全の対策を講じるとした。

これを受けて文科省では、通学路の点検に関する要請を近日中に通知することを検討している。

八街市教委によれば、事故は朝陽小学校から1キロほど離れた、道幅約7メートルの片側1車線の道路で起きた。同校では防犯上の観点から、同じ方角の子供たちが一緒に下校していた。5年前にも同校では、別の通学路で登校中の児童4人が車にはねられてけがを負う事故があり、今回の事故現場も含めて、通学路にはスクールゾーンであることを明示するなどして、ドライバーに注意を促していたという。


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